MT4 バックテスト 手順 (Mismatched charts errors を出さないように)
さて、みんなで楽しくMT4 バックテストや最適化が出来るように、
データのそろえ方の手順を書いておきましょう。Mismatched charts errors を出さないようにするためですよ。
早い話、テストレポートにMismatched charts errors が 1 つでもあれば、ヒストリカルデータを丸ごと作り直すだけです。
以上。
・・・なので、ヒストリカルデータ作り直せる人は、以上でおしまい。
出来ない、やったことない人は参考になるかもしれません。
- Mismatched charts errors とは
- データバッファ長を最大にする
- ローカルのヒストリカルデータの削除 (例:EURJPY)
- 最近の足を作る
- オフラインチャートを開く
- 目的の1分足をインポート
- 他の時間足を作る
- 足変換を確認
- お疲れ様でした。
「レポート」タブをクリックして見てみましょう。以下のようにエラーが出ていたら、作り直しです。はい。
ツール->オプション->チャート と進み、「ヒストリー内のバーの最大数」、「チャート表示の最大数」を最大にします。実際のリアルトレード用のチャートでは、最大にしてしまうとMT4が重くなるでしょうから、バックテスト専用のMT4端末を用意した方が良いでしょう。
MT4端末内の通貨ペアチャートを全てクローズして、MT4端末自体も閉じます。
次はエクスプローラとかを使って、インストールされているフォルダー の history\server_name を開きます。
「C:\Program Files\FXDD – MetaTrader 4\history\FXDD-MT4 Live Server 3」 こんな感じのフォルダーなはずです。
名前タブをクリックして名前でソートして、EURJPY とつくものを全て削除します。
MT4端末を起動します。最近の足を作るために、適当なEAを使ってバックテストします。
条件は「Expert Advisor:Moving Averrage」、「通貨ペア:EURJPY」、「モデル:Every tick」
「日付と時間を使用」のチェックをはずす」、「期間:H4」
バックテストが終わったら、MT4を再起動します。
ここがミソ?、MT4 を再起動したらオフラインチャートを開いて、目的の「EURJPY,M1」をダブルクリックします。
あらかじめ、FXDD から1分足のデータはダウンロードして、EURJPY.hst に展開しておいてください。
ん、でもって・・・ EURJPYの1分足オフラインチャート開いてますよね。
ツール->History Center と進んで、通貨ペア「EURJPY」「1Minute(M1)」をダブルクリックします。
次に右下の「インポート」をクリックして、ダウンロードしてある EURJPY.hst をインポートします。インポート完了したら下の方まで、ずりずりして、2005年くらいからのデータが入っていることを確認してください。
で、なんとなくMT4 を、もう一度再起動しましょう。(必要ないかも)
EURJPY 1M チャートに、スクリプト「period_converter ALL」をドラッグして実行させます。
スクリプトを持っていない人は、「period_converter All.mq4」とか、「period_converter All.ex4」で検索してみて下さい。多分・・・見つかります。
ケチケチせずに送ってよ、と言われても困るので何とかしてゲットして下さい。
チャートの「Experts」タブを開いて見てください
以下のように、メッセージが出ていれば成功。
MT4 を再起動して、目的のEAを動かして見ましょう。
いかがでしょうか?
ちなみに、あなたがこれを読んで1000万円損しようが何しようが、私の知ったことではありません~
kyojee様、始めまして
Mismatched charts errors で困っていたところ、大変判りやすい説明で助かりました。
もしよろしければ私のHPでも紹介させてください。
今後ともよろしくお願いします。
影虎さん、
こんにちは。
ご参考になりまして、幸いです。
紹介頂ければ嬉しいです。
こちらこそ、よろしく御願いします。